さつまいも60サイズ入るだけ (約2.5kg)
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秋の味覚の代表のひとつですね。三芳町は「川越いも」の産地として全国的に有名です。
サツマイモは準備から収穫までが8カ月程と長くなります。明石農園では収穫したイモの中から適したものを保管して翌年の種イモとして使用します。
準備は苗の植え付け時期から逆算して真冬の2月から始まります。ビニールハウスの中に種イモを伏せ込むための苗床を作ります。この時期はまだサツマイモの発芽に適した温度には程遠いので地温を上げるため土の中に電熱線を埋め込みます。できれば落ち葉を利用した温床等で行いたいのですが、高温を長期間維持する事が現状では難しく今後の課題です。
苗床の温度が適温になってきたら種イモを伏せ込みます。ツルが伸びても込み合わないように等間隔に並べ、上からさらに土をかけます。アーチ状の支柱を設置して、夜間は保温のため上にビニールや毛布をかけます。発芽には水も必要ですが、ハウス内には雨が降らないので定期的に水やりします。発芽してからも生育を助けるため夜間はゴザや毛布で保温し、昼間は光が当たるようにそれらを外します。これを毎日行います。
ツルがある程度伸びてきたら切り取って苗にします。長さ25~30cm、葉が7~8枚のものを切り取り、切り口を水に付けておくと2~3日後に茎と葉の間から小さな根が出てきます。これがサツマイモになるのです。
苗の植え付けは地温が暖かくなった5月から行います。あらかじめマルチ(保温や抑草用のビニールシート)を張った畝に穴を開け、1本ずつ苗を差していきます。専業の農家さんは機械で植え付けていますが、明石農園ではすべて手作業です。今年は3,600株でしたがもちろん一度では終わらず、期間中何回かに分けて苗取りと植え付けを行います。
植え付け後は除草です。暖かくなってきて雑草も次々に生えてきますので、ツルが畑を覆うまで何回か行わなければなりません。
10月、いよいよ収穫です。畑を覆っていたツルを切ってマルチをはがし、トラクターにつけた機械でイモを掘り上げます。これも霜が降りてしまう前までに何回かに分けて行います。
掘り上げたサツマイモは出荷する前に“糖化”という作業を行います。収穫直後のイモは実はまだ甘くありません。保冷庫に入れて10日から2週間程寝かせるのですが、これによりサツマイモに含まれるデンプンが糖化して甘くなっていくのです。また、シルクスイートやべにはるかといったサツマイモはこの過程でねっとりした食感になっていきます。ただ、あまり長期間低温下に置くと傷んでしまうので注意が必要です。常温でも1カ月程で糖化しますが少しでも皆様に早くお届けできるようこのような処理を行っています。
すぐに出荷しない分は保管します。サツマイモは寒さに弱いので、収穫時のままの状態でダンボール箱に入れて暖かい室内で保管しています。この時、翌年の種イモになりそうなものを選別し、別に保管します。明石農園では自宅で保管しているのですが、部屋にダンボールが山積みになり、この時期から子供たちのスペースがかなり狭くなってしまいます。(ゴメンナサイ)
明石農園では以下のサツマイモを育てています。
シルクスイート
名前の通り、絹のような滑らかな舌触りと上品な甘さが特徴のサツマイモです。焼き芋や蒸かし芋、スイーツの材料としてもお使いいただけます。
金時
焼き芋にすると昔懐かしいホクホクした食感を楽しめます。また、天ぷらや大学芋にも
紅赤
明治時代に現在のさいたま市で発見されたサツマイモです。伝統的な品種ですが、他の品種に押されてしまい、産地でも生産量はそれほど多くありません。昔ながらのホクホクした食感で、焼き芋はもちろん天ぷらや栗きんとんもおススメです。
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